ひさびさに。

Coooooo2005-11-23

休みー。
ドタキャンで、課題に集中することにする。
でも進まなーい!
走り続けた学祭期間、少し休むとエンジンが一気に冷える。
とり合えず、昼までうだうだ。


課題は、今まで行ったことのある魅力的な公共空間。
ないよ、そんなの。
先生、自分でこの辺にはないって言ってたじゃん。
私の行動範囲、この辺だけなんですけど。


全く難題を出されたわけで。
どうしよう、とも思わず、ここまで来たわけで。
うだうだ。


どうしようもなくて、ちょっと前に見ていた深夜番組で見た事例にした。
「宮下再生」プロジェクト。
渋谷の宮下公園。
あのとてつもなく汚く、暗い公園をどうにかしちゃおうというもの。
NPOが渋谷区に働きかけて、壁の落書きを消して、若手のアーティストに解放。
主にグラフィティ・アートが描かれる。
ぱっと見、落書きなんだけど、大空間に描かれることで不思議とアートになる。
この前買い物ついでに寄って見てみて、北側の階段が気に入ったので、
課題ではそこを中心にまとめる。


このグラフィティ・アートというのが、今アツイ。
と、STUDIO VOICEに特集が組まれていた。


水戸では現代美術センターを中心に、町全体で展覧会が開かれている。
特筆すべきは中心市街地中にリーガルウォールが用意されたということ。
リーガルウォールは、グラフィティ・アーティストのためのキャンバス。
グラフィティは、街の中に、世の中への不満を吐き出したり、
自分の存在を刻み込むことから始まっている。
合法な壁に描くことで、グラフィティの条件から外れるとの声もあるが、
世間に認知されるには、こういう道に進むしかない。
でないとどんなに素晴らしい作品でも、ただの落書きになってしまうから。
だから今はまだしかめっ面している
お役人さんやおまわりさんが認めてくれなきゃ成長できない。


宮下公園のプロジェクトについても、同じことが言える。
渋谷区は許可を出すのを渋る。
アーティストの中にも、リーガルウォールには描けないという者がいる。
でも、このプロジェクトはもっとポジティブに見れる側面もある。
堂々とかけるリーガルウォールに、NPOが目をつけたアーティストが描く。
(その中には警察の手を逃れながら描いていた者も少なくないと言う。)
比較的広範囲を埋めるので、上から落書きされにくくなる。
何より、公園が楽しくなる。


渋谷という土地柄、このぐらい賑やかなのもいいと思う。
ダンボールハウスがあって、ごみが散乱して、落書きだらけだった公園。
流れから行くと、ここに、ガラスの箱が建ったほうが違和感じゃない?
あぁ、ダメかな?無理あるかな?
でもさ、新宿南口のあの仮囲いとかも楽しいじゃない?
って、まとめてみた。


Aは期待しません。