杉本博司というひと。

Coooooo2005-09-11

ranKing ranQueen男性誌の1位になってたBRUTUS
杉本博司を知ってますか?」
知ってます!知ったのはついこの間だけど。。


彼は写真家。な、はず。
大判カメラを使って、とんでもなくピンボケな建築写真を撮る人。
ピンボケじゃないのも建築じゃないのもあるんだけど。
そして、日本での認知度は低いながら世界の巨匠。もとい、だそう。
オークションではオリジナルプリントが何千万で売れるっていうから驚き。


建築をかじってる人間としては、「Architecture」シリーズが気になる。
雑誌の中ではサーリネンのM.I.T.チャペルを撮影。
外見のことは講義で知ってたけど、杉本氏が興味を持ったのは中身。
たしかに、キラキラしてて、氏の光を写すという感じの雰囲気が出そう。
ちなみに、クレスゲ講堂については杉本氏も被写体にするのは却下。
あ、あたしも初め見たときからこれはどうかと思った。
と、巨匠と同じことを思ったことをうれしくおもっちゃったり。
いや、スミマセン。。。
プリントもものすごくグレーが豊かできれい。
ピントがあってないといえば「アレ・ブレ・ボケ」の森山大道が思い浮かぶ。
なので、ピンボケだと5号フィルターを入れて絞って絞って、10分とか焼いてみたりして粒子を荒く出してしまったりするんだけど。
こういう柔らかいのもいいな。
柔らかくって、静かで、暖かいグレー。
でもちょっと寂しい。
すごく洗練された構図だからかな?


是非後輩に見せてやりたい、と思う。
昨日、作品展行ったらひどかったんで(泣)
何も教えてあげられなかった先輩ですが、今からでも、暗室技術のスキルアップを!