まじめに本を読む。

Coooooo2005-12-02


都市計画の授業で推薦していた本。
おもしろそうだと思ったので読んでいるんだけど。。
電車の中で開くようにしているけど、終わらない。
まだ大正時代。
話は丹下健三の東京計画1960、
そして更に現在に近い計画まで書いてある。


専門書を自分の手で取って読むのなんて、すごいマレ。
強いて言えば、UNIQLO時代に中坊公平が引退に追いやられて、
瀬戸内オリーブ基金、大丈夫??って時に、
暇つぶしに安藤忠雄の自伝を冷やかし半分で読んだくらい。
巻末に、せっかく安藤の事務所に入ったのに、
募金活動の仕事ばかりで泣いてる所員がいる、
っていうことが書いてあったのが印象的。
それしか覚えていない自分もどうかと思うけど。
後、X-knowledge HOMEを写真目当てで買っていたくらい。
だってオタクになっちゃうからさ、ヤダ。


で、今回久々に専門書に手を伸ばしたわけで。。
内容は、結構おもしろい。
理想論ばかり並べるやつより、
こういう、現実の厳しさを付き付けられる系が好き。
だって設計の授業とか夢物語ばかりだから。
基準法で建築制限を知ると、なんだか馬鹿らしく思えてくる。


でも、人名が多すぎて理解するのが大変。
役人とか、建築家とか、とにかく名前がいっぱい出てくる。
後、いろんな計画がリンクしているので、
時間軸が微妙に行ったり来たりしているのも混乱の種。
戻って確認して、また分からなくなっての繰り返し。
歴史が苦手なのを思い出させてくれる1冊でもある。


でも、悔しいから読破してみせる。


図書館で借りたので、リミットは来週。