完読2。

スターガール

スターガール


博士の愛した数式」につづいて読み終わった。
結末を知らないままお蔵入りになっていた本を読んであげよう。
そんなことを決めていろいろあさった2冊目。
今度はソフトカバーなのでとても軽い。
これは嬉しいと浮かれていたら、ダラダラ時間がかかってしまった。。


で、内容。
すんごいスピード。
フィギュアスケートで、アップテンポの曲を滑ってるみたいな。
くるくる回って、ジャンプして。
でもすごい速さ。


スターガールにぴったりはまる形容詞。
「かわいい」じゃない。
「キュート」。
そういえば、私の周りにこんな子がいた気が。。
この前あったら引きずりそうなフワフワスカートに、ビーサンだったし。
もう22歳なはずだけど。
目が合ったら一目散に駆けてきて、ハグしてくれた。
目もキラキラしてるし。
恋愛も大切にしているし。
キュートだ。
だからちょっと被った。
本人が認めるかどうかは、分からないけど。


それより何より、ハイスクール独特の何かに酔った。
自分のとは全然違う。
私のは正に「高等学校」っていうやつだった。
日向でポカーンって、口開けているような。
今思えば、かなり平和でお気楽な3年間だった。
それはそれで、とても幸せなのだけれど。


イカの町が彼らの社会すべてであるような。
そんな小さなところで精一杯なのがいい。
変なプライドとか、愛情とか、時には裏腹な行動も。
そんなものが毎日溢れ出しそうなくらいに待ってる。
スターガールによって起こされるアクション。
それはシャニングでも、なんだか彼らにしか出来ない気がする。
大人になったら出来ない、罪だけど。
レオは大人になってまでもスターガールを思い続けているわけで。
ハイティーンでそんな恋愛していいのか!?
と、突っ込みいれたいけど。
やっぱりスターガールはそれだけの魅力がある。
それぞれの町に一人いたら、世界が変わってしまうような。
怖いか。


まぁまぁ、ヨカッタ。
やっぱり、私は日本人が書いたほうが好きだと思いました。
でも、巻末の新刊情報でおもしろそうなのを発見。
次は決まった!!

ダリア

ダリア