写真の現代。

国立近代美術館にて。

時間がなくて、コレクション展は流し見。
その中でも、いくつかメモってあった作品。


結城素明 囀
独立行政法人国立美術館・所蔵作品検索
徳岡神泉 仔鹿
http://www.momat.go.jp/momat60/vote/detail.php?id=genre2_15
石井柏亭 木場
独立行政法人国立美術館・所蔵作品検索


で、写真の現代4、ですが。


ポスター見て、ステキー、と思っていた、
新井卓さんは、予想外のインスタレーション
透けて見える美しさという、光がないと見えない尊さ。


村越としやさんは、一番好きな、ど真ん中の作品。
福島出身ということで、もともと故郷の写真を多く撮っていたようだけど、
フクシマが特別になってしまった今、
それまでの丁寧な活動があったからこそ、
報道写真とはまた別の心にくる写真が静かに並ぶ。
冷静なのだけど、隠せないやるせなさみたいな。


有元信也さん、これこれ、これです。
大道、荒木、学生時代の私たち、ほかにもたくさん。
新宿のスナップって、なんでこんなに歪んでいるんだろう。
写真だから、事実なのだけど、嘘っぽいというか。


5人中、4人がモノクロで作品構成していて、
まだまだ時代はフィルムよね、と、うれしくなったり。
見えない色が見えてくる、不思議だよな。


わずかな休息期間。
心に潤い。