そうちゃん。

奏ちゃんに会いに。
いざ長野へ。


奏ちゃんは思っていた以上に小さくて、
お母さんの腕の中でちんまり納まってて、
動きが人間じゃない生き物みたいで、
すごくお澄まししていた。


奏ちゃんがいることで家族が笑顔で、
赤ちゃんのパワーのすごさに関心。
みんな目がトロンとしてしまう。
誰が連れて帰るか争奪戦。
小さな奏ちゃんはトランクにすっぽり納まってしまう。
そんな冗談が出るくらい、みんなニコニコ。


抱っこさせてもらうとじぃっと見つめられているような、
私を通り越してぼぉっと時計を見ているような、
なんともいえない目線を送ってくる。
うまく抱っこできてない私の手の中で、
ムズムズする奏ちゃんは以外にも力強くて、
1年後、2年後に一緒に遊ぶのがすごく楽しみになった。