将棋倒し。

意外とものごとというのは、
自然の摂理を忠実に守っているのかもしれない。


ひとつつまづくと、あれよあれよと言う間に、
将棋倒しのごとくダメが重なる。


自分では平静を装っているつもりでも、
なかなか行動はそれを伴わなくて、
誰かに心配されてしまい、あぁ、と思う。


肩をたたいて声をかけてくれた人に、
ゴメンナサイとしか言わなかったことを後悔したから、
ダメなものはダメと自分を認めて、いっそ開き直って、
ダメかもしれない、と甘えて弱音を吐いてみて、
明日挽回するのも、それはひとつの手だと思う。