国立マンション訴訟。
テストで論文を書かなければいけないので、
ネットでいろいろ下調べ。
景観利益とは?
景観権は手に入れられないの?
行政と事業者の駆け込み合戦。
その結果生まれた既存不適格建築。
壊された街並み。
限られた住民だけが手に入れられた環境。
当たり前と信じていた景観を奪われた住民。
お金のこと。
確かに建築物の上部だけを切り取るのは無理がある。
判決が現実的なことのようには思える。
だけど。
行政との対話を欠いた、悪く言えば自己中心的な事業が、
世の中の“主流”になっていることが悲しい。
それと、無視された自分たちも悲しい。
国立に通う多くの学生たち。
国立の雰囲気が好きな人たち。
2Hの会に対しては景観利益が認められたけれど、
私たちには何も認められていない。
守りたいと思っても、赤の他人とみなされてしまう。
ここだけじゃない。
日本中で同じことが起こってる。
明和地所、野村不動産、三菱地所、長谷工。
他にもたくさん、余剰床を生み出すところがある。
利益と、入居者だけの満足のために。
独りよがり。
だから、この判決に満足してはいけない。
学生だから、学生らしく、美学を。